広告と課金処理の傾向に関して
個人開発をし始めて先月で2年経った中で、レビューに関して面白い傾向があったので感想を綴る
要約を先に言います
99%のユーザーは広告を削除するための課金はしない
自分はたくさんの人に遊んでもらいたいと思っているのでアプリはすべて無料に設定しています
なのでアプリは誰でもDLでき、広告を入れるというモデルで運用しています
このユーザーにとっては邪魔な広告を削除し、快適に無料でアプリを利用するための課金をサブスク形式で一部のアプリに導入しています
ですがこの課金を使用する人というのは少ないです
一方で不思議なことに、課金を使用しない人でかつ、レビューで広告をなくせと言ってくるユーザーも多くいます
こうゆうユーザーが多いので、課金処理はすべてのアプリに導入していません(道入コストが高いのですべてのアプリに導入すると手間がかかる)
例えばこのユーザーなど
(ちなみに、ブルーロックのアプリは前職の関連会社が開発してますw)
広告消す課金とかはどうせ何時かは辞めるんだからしたくないし
これは
ってことですかね。
こうゆう方って有料アプリや買い切りのプランだと購入して楽しくプレイしてくれるんですかね?
仮に買い切りにしても「広告削除でお金は払いたくない」が次に来るんでしょうね
ここらへんの、あんばいの良いプランって難しいですよね
旧Twitterも広告削除がメイン機能のサブスクを導入したときかなり悪い反響が多かったですし、広告と課金の関係性に解決はなさそうです
あとはこうゆうのとか
こんなアプリで金稼ぐよりもっとまともなアプリ作ったらどうですか?
これも広告を消す価値に課金する要素がないってことで捉えられます
おもしろいですよね、こうやって見ると以下のユーザーの傾向が見えてきます
ユーザーのストレス度合い
自分は与えられる選択肢として1番か2番しかないんですよね
3と4は運転資金がある大手の会社さんなら体力が続くので、枠を自社の宣伝広告などに利用すればいいと思いますが、個人開発なので非現実的ですね
2から3へ遷移するユーザーにとって重要なことは課金そのものが嫌なのかもしれないですね
広告と機能がうまく共存した例
このアプリはそもそも課金がなく、広告を見なくては機能が使えないというモデルにしました
アプリをたくさん使うほど、アプリ内のレベル上限が上がっていき、広告を見る頻度を減らすことができる仕組みにしました
これがけっこう受けたんですよね、いまや全アプリの中でも一番人気です
ユーザー自身が積極的に広告を見る理由を作れば、広告をストーリー内にうまくはめ込むことができるという体験が良いサイクルになりました
それでも一部は広告がうざいという意見もありましたが、全体のアプリの中ではかなり少ないほうかなと思います
2年個人開発を続けて、重要なことがわかったとするならば
ストーリー(ユーザー体験)の中で、ユーザー自身が広告を積極的に再生する
ではないかなと思います
これがうまく出来ていない初期の頃のアプリ(ひろゆきサウンドやApexクイズ)は課金を入れて、やや失敗しました
おそらく課金処理もうまくストーリーの一部にはめ込めれば、良いサイクルが生まれるかもしれません(そこはまだわからない)が、この先開発を続けるならいつかは知っておきたいかなと思いました
以上、今回はレビューからわかること、広告と課金の関係性について書きました
他にもユーザーの傾向がわかったのでそれはいつか書きたいと思います
ではでは
ブログトップへ戻る